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2014.01.09 (Thu)

恋するフォーチュンクッキー/AKB48

恋するフォーチュンクッキー/AKB48


13作連続・通算14作目のミリオンセールスを記録し、その後もロングヒットを続けている32ndシングル。
選抜メンバーは第4回総選挙の勝者で、センターはHKT48の指原莉乃。
作曲は伊藤心太郎、編曲は武藤星児。

ファンキーでディスコティークな80年代色溢れるナンバー。
…というとどうしても全盛期のモーニング娘。が想起されますがあの頃のモー娘。の「日本を元気にしてやる!」という心意気が、この曲からも感じられますね。

「カモンカモンカモンカモンベイベー」
「プリーズプリーズプリーズミーベイベー」
と、あからさまなビートルズへのオマージュも泣かせます。

ぶりっ子でナルシスティックな歌いっぷりで低音ヴォイスを生かした指原の歌がうまくはまっていますね。
動きや表情も一つ一つに色気があって、包容力と華やかさを感じる。
かつてのか細い一輪挿しのようなトリックスター・指原が好きだったのですが、いまや、トップアイドルのセンターにふさわしい本当のスターになってしまったなぁ、と思わされます。

第4回総選挙の後、ネット上では「指原センター曲は盆踊りらしい」という噂が流れて、ネタでこんなフォーメーション予想が作られたりもしていました。

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噂の出所は、指原が博多の公演でした

「秋元先生からメールで「音頭に決まりました」ってきたの。「うれしいです、楽しみです」って返信したら「日本中の人が踊るようになったらいいね」って返ってきました。」

という趣旨の発言から。
結局リリースされたのはこの曲だったので、いつもの「飛ばし」ということで私も忘れていたのですが、夏の終わりから秋にかけてこの曲が老若男女に浸透していき、みんなで踊っている光景が次々にアップされていくと、秋Pの「飛ばし」の意図にいまさらながら気づいてしまいました。
この曲を日本の新しい「音頭」にしようという野望。
来年も、再来年も、AKB48のブームが去って、だれもがAKB48と秋元康のことを忘れても、これからずーと、夏の終わりになれば、いろんなところでこの曲がかかって、みんなで歌って踊って、辛いことを忘れてちょっとハッピーな気持ちになる。
そんな究極の"超時代性""普遍性"をこの曲に込めたのではないでしょうか。

AKBが牽引してきたアイドルブームですが、このところ「サブカル化」「奇抜化」でAKBを追撃しようとするグループがかなり目に付きます。
秋Pはこの曲に、そういった「アイドルサブカル化」に対する"回答"も込めているような気がします。
アイドルは誰のものなのなのか。
みんなをちょっとだけハッピーにさせるという使命があって、歌も、メロディーも、ダンスも、握手も、そのための手段じゃないか。
そういうメッセージを、見事に楽曲の形にして示した曲でもあるような気がします。

結成・デビュー以来、日本の音楽史・芸能史に残る活躍を続けているAKB48ですが、ブレイク後もこれまでは、老若男女に愛される「国民的アイドル」を標榜するのか、まだ迷いがあったように感じます。
むしろ、「ヲタクの巣窟」がどんどん巨大化しているんだ、という「内向きのこだわり」のようなものが残っていた。
それがこの曲で一気に外向きにエネルギーを爆発させたような感じがします。
「僕たちのAKB48」から、「みんなのAKB48」へ。
そんなAKBの大きな転機="夏の終わり"を告げる、AKB48の歴史に残る名曲だと思います。

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