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2012.11.18 (Sun)

Letter to you―旅だより―/RAZZ MA TAZZ

Letter to you―旅だより―/RAZZ MA TAZZ


1997年にリリースされた10thシングル「Regret」収録。
残念ながら、アルバム未収録曲です。

「Season Train」や「MERRY-GO-ROUND」のような切ない高揚感にあふれる曲のイメージも強いラズですが、最近こういう「何気ない美しさ」を描いた何気ない曲こそ、ラズのすごさの真髄ではないかな、と思うようになりました。

この曲もメロディー、アレンジ、コーラスが素晴らしいですよね。
ラズの曲を聴くたびに、エレキギターってこんなに優しく、透明にキラキラと、ポップに使える楽器なんだなー、と思わされますね。

短編小説のような、短編映画のような美しく清涼感のあるストーリーを持つRAZZ MA TAZZの曲ですが、この曲はショートエッセイ風。

独りで出かけた田舎町への小旅行。
そこで見かけた制服姿の少女から、恋人への思いを馳せる…
阿久延博らしいロマンティクでナルシスティックなシチュエーションですよね。

言葉に全く無駄がない。
「路面電車」「背の低いビルディング」「手狭な本屋」…どこかにモデルがあるんでしょうが、どこにでもあるような、きっと誰もがどこかしらで目にした事のある風景。
そこに久しぶりに訪れたかのように、リアルに風景や空気感、匂いまでを感じさせてくれます。
そこから2番サビの「初めて君を抱いたとき細い肩が震えてた」という鮮烈で美しいけど切ない回想に飛ぶ、その「カット割り」も見事ですね。

このように阿久の言葉の9割は情景やドラマを切り取って聴き手に「映像」を浮かばせる言葉なんですね。
だからこそ、残り1割に込められたメッセージがグッと心に迫るんです。

制服を昔着てたころ 君は明日を信じてた
でも 心の奥の引き出しにそっと宝石隠してる


ラブソングを超えて、全ての人に、何か忘れていたものに気づかせるようなメッセージですよね。

みずみずしい美しさ、懐かしさの中にこそ、人にとって本当に大切なものがある。
心の奥にしまったまま忘れかけていた「宝石」のことを、ふと思い出させてくれる曲ですね。

デビューから解散まで一貫してラブソングを作り、歌い続けたラズですが、恋人がいなくて孤独で寂しいけれど、本当は恋がしたい!という非リア充の人にこそ聴いてほしい音楽ですね。

razz-ma-tazz.jpg


※この曲↑を気にいった!という方には、こちら↓もお勧めです。
1/100秒/TimeSlip-Rendezvous
Girl Friend/恋愛信号


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