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2015.01.29 (Thu)

【146位】篠原美也子【アーティストMy Best 200】

146 篠原美也子
篠原

ここがすごい!
魂の歌。
人の心を救うことができる本物の応援歌。
目をそらしたくなるほどの嘘のない、本気の「奇麗事」。
90年代前半、まだぎりぎりみんなが奇麗事の力を信じていた時代。
嘲笑われて消えていく奇麗事の力が最後の光を放ったのが彼女の登場だったのではないでしょうか。
奇麗事って見たくないんですよ、聞きたくないんですよ、言いたくないんですよ。
自分の醜さや汚さが浮き彫りになるから。
でも、彼女の奇麗事はなんか、耳の痛みを伴っていても、素直に聞けてしまう。
それは、そこに嘘がないからなんですね。
まっすぐ、正直に、飾らずに、魂で歌っている。

実は、これを書いている今は、どんなに聴きこんでも彼女の歌の凄さの半分もわかっていなよな、というのは自分でわかっています。
今は恵まれた現実によって心に贅肉が付きすぎて、自分をごまかしすぎている。
心が固くてやすりのようにザラザラした現実の壁に何度も叩きつけられたりこすりりつけられたりして摩耗し、やわらかい部分が露出して吹きさらしになっているような状況でないと、本当に彼女の歌のすごさを感じ、涙することはできないんだと思います。
かつての私のように、今、心がそういう状況にある人には、ぜひ聴いてみてほしい。
私にもきっとまたそういう日が来るので、そういう日までしっかりと歌の年代記に記録しておきたいです。

この5曲!
「ひとり」(Sg「ひとり」)
いったい何人の人がこの曲に救われたのでしょうか。
私も何度も救われました。
からからに乾ききった喉に注がれた冷たく純粋な水。
そんな曲です。
疲れた体を癒し、荒廃した心を洗う。
パワフルな熱唱の印象の強い彼女ですが、本当の真骨頂はこの曲のAメロの、語りかけるような、それでいて独白のような、とにかくピュアで清涼で、凛として芯の強い歌だと思います。
ピアノという楽器の「浄化作用」を改めて感じられる曲でもあります。
「反戦集会が一瞬景色をよぎる」
「白い杖を蹴とばし改札へ向かう人の流れを」
こういう部分をさりげなく、しかし堂々と入れるところも好きですね。
人間だから自分のことも考えるし、周りの人のことも考えるし、社会のことも考える。
すごく自然なことだと思います。

「誰の様でもなく」(Sg「誰の様でもなく」)
「今じゃ隣のちょっとかわいいあの子が次の日にはもうスターだってもてはやされてる」
という、あまりにも印象的な冒頭のフレーズが、アイドルに対する揶揄ではないかと当時も話題になっていましたが、ここはあんまり主題と直結しないんですよね。
時代や社会に対する違和感、代替可能な部品の一つにされてしまうことに対する恐怖、自分のふがいなさに対する嫌悪、そういうものを外側に吹き飛ばすのではなく、すべて内側に包み込んで、それでも
「今が今しかないように私は世界でたった一人の私でありたい」
と歌う。
少年のような純粋性・潔癖性と、母のような包容力。
これが両立しているのが、この歌の凄さですね。

「ありふれたグレイ」(Sg「ありふれたグレイ」)
「流されることそれも勇気」
「どこにでもある生き方で」
悟り。
でもそれは、最初からあきらめて、限界を設けている悟りではなくて、憧れに身を焦がして燃えて燃えて、自分も他人も傷つけたり、怖くて怖くて夢も人も遠ざけたりした、そんながむしゃらさの末の悟りなんですね。
心をニュートラルな状態に戻してくれる曲。
赤、青、そしてグレイ。
シンプルな色彩が美しい曲。

「Good Friend」(Sg「Good Friend」)
少しイメージを覆すようなポップな曲ですが、歌詞は相変わらず。
「恋人だったら少しくらいは分け合える悲しみがあるのかな」
甘えのない、突き放すような厳しさのある女の友情ソング。
なにもしてあげられないから、せめてグッドラックを祈る。
こういう自立した関係、かっこいいですね。
たとえば成長していく子供を見守る大人も、こういう気持であれたらな、と思います。

「M78」(Al「花の名前」)
M78星雲は、ウルトラマンの故郷。
これは…中島みゆきの「地上の星」に対するアンサーソングですね。
人々が無邪気に夢を信じていた高度成長時代。
その頃に夢見ていた豊かな生活が実現し、夢を見失った現代。
現代の「ヒーローの星」はどこにあるのか。
曲の中では答えは出ていません。

このアーティストが好きならCheck!!
中島みゆき、服部祐民子

DATA
84年、活動を開始。
93年メジャーデビュー。
98年まで6年間のメジャー活動で、アルバム6枚、シングル9枚、マキシシングル1枚をリリースした。
インディーズに転じた後も、絶え間なくリリースを続け、精力的に活動している。

□生年/出身地
66 /東京都




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2015.01.24 (Sat)

【147位】笠原弘子【アーティストMy Best 200】

147 笠原弘子
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ここがすごい!
霞のように儚く美しい歌声。
鼻にかかったふんわりと柔らかい高音と、吐息を耳に吹きかけられているようなウィスパー。
声にすごく大人っぽい気品があるんですね。
それでいて今にも消えてしまいそうな儚さがある。
心をギューっと鷲摑みにされます。
とにかく声が美人。
遠くから見ているだけの、憧れの人、のイメージ。
ファンのために?44歳まで独身を貫いている私の、永遠の女神です。

この3曲!
「本当の私に逢いたくて」(Sg「アヤシイ/本当の私に逢いたくて」)
セピア色のノスタルジーの中に、忘れかけている大切なものを思い出させてくれる決定的名曲。
心の奥底にしまいこんで、もやもやしていたものが急にフラッシュバックして覚醒したような勢いと解放感を感じさせるアップビートと美しく懐かしいメロディー。
そこに彼女の霞のような歌が載ることで、鮮明でない、セピアな雰囲気がすごく出ています。
「何気なく見上げた空 坂道の途中で立ち止まれば
いつかしら忘れていた 夢と夕暮れの匂い」
そうなんですよね、大切なことをに気づくとき、忘れかけていたことを思い出すときって、こういう瞬間なんですよね。
「懐かしさ」の中にこそ、「未来」が見える、そんなことを感じさせてくれる曲。

「約束」(Sg「そっと夜に泣こう/約束」)
心を一瞬だけ、「あの頃、あの時」にタイムスリップさせてくれるノスタルジック・ミディアム・ナンバー。
複数のギターを中心にしたシンプルなアレンジが、儚げな歌声を包んでいます。
昔の夢を見ること、ありますよね。
高校時代、浪人時代、大学時代、サラリーマン時代…
夢の中ではあの頃のままで、恋をしていたり、悩んでいたり、夢を見ていたり…
目が覚めても数秒間は「就活行かなきゃ…あ、もう行かなくていいんだ」なんて思ったりする。
そのあと、「戻れないんだよな、やっぱり」と感じてものすごく切なくなる。
あの切なさを感じられる曲。
胸が痛いです。

「My Best Friend」(Al「HK」)
これもメロディーがとびきり切ない友情ソングの名曲。
輝かしい過去を振り返る「懐かしさ」の中にこそ、「未来」へむかっていく勇気が生まれるという主題は、上記2曲とも通じます。

このアーティストが好きならCheck!!
東京Qチャンネル、坂本真綾、早見沙織

DATA
幼少期から劇団こまどり(後のグループこまどり)に入団し子役として活動。
83年、中学生の時に声優デビュー、88年からは歌手としてもデビュー。
オタク文化の黎明期にあって、絶大な人気を獲得した。

□生年月日/出身地/血液型
70.2.19/新潟県/A型




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2015.01.23 (Fri)

【148位】たむらぱん【アーティストMy Best 200】

148 たむらぱん
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ここがすごい!
「小さな巨人」。
リトル・ポップ・モンスター。
遅れてきた天才。
とにかくメロディーが圧倒的に美しい。
なんなんでしょうか。
ジェットコースターのように、自在に上がったり下がったり回ったりするんだけど、不自然さ、無理やりさがなくて流れるようななめらかな曲線に身をゆだねられます。
歌唱力も非常に安定していて、やわらかく伸びやかな声でメロディーの軌跡を奇麗に描いています。
ユーモラスで身近さを感じる低音と、シリアスで荘厳な高音の使い分けがまたいい。
メロディーと歌のスケッチを彩っているのが、遊び心満載の言葉とアレンジ。
ピアノがこんなに明るくて楽しい楽器だったんだ、とも思わされました。
とにかく楽しくなくちゃポップじゃない、遊園地のように心をワクワク楽しませている中で、さりげなくメッセージを伝える。
そんなポップの使命をよくわかっているんだと思います。

この8曲!
「お前ぶただな〜送らぬ手紙〜」(Al「ブタベスト」)
心がふわっとほぐされていくような心地がよくてキャッチーなサビのメロディーが極上すぎる名曲。
美しい一瞬のファルセットには気が遠くなります
「ひとり寂しい夜」に聴けば、そばで話をしてくれているような気持になれます。
それにしてもなぜ「ぶた」なのかは謎。

「アミリオン」(Al「ブタベスト」)
不安、挫折、孤独に疲れ切った心に寄り添うような名バラード。
「次こそは」と何度がんばってもなかなか成果の出ない人をやさしく励まします。
同じような辛いことがまた「百万回」(a million=アミリオン)あるかもしれない、そんな絶望的なネガティブに一旦理解を示してから、それでも「明日」は風向きが変わると能天気なポジティブに振る。
ネガティブに負けっぱなしのポジティブに根気よく水をやっているような、深い優しさを感じます。
この曲もサビの高音が本当に気持ちいいですね。

「どんだけ待つのよ」(Al「ブタベスト」)
待ち合わせソングの決定的名曲にして、恋の喜びに満ち満ちたロマンティックなラブソング。
じわじわと暖かさと切なさが広がっていきます。
控え目なストリングスが盛り上げます。

「ハレーション」(Sg「ハレーション」)
「恥」を捨てられなくなってきた大人に日々の憂さを忘れて海に飛び出していくことを勧めてくるサマーソング。
とにかく楽しい曲。
「笑ってもいいか 泣いてもいいか」
両方なんですよね。
この両方がある時間というのは充実しているということ。
いつもいつもは無理なら、一日でも、数時間でも、思いっきり泣いて笑ってすごそう、と思える曲。

「ゼロ」(Sg「ゼロ」)
ゼロ年代を代表する決定的名曲。
この曲を聴いた時の感動は忘れません。
とにかく完璧。
完璧なんだけど親しみやすくて馴染みやすい。
特に扉をバーンと開いてその先の空を歩いているようなサビの解放感がすごいですね。
こういう曲を聴くと「やっぱり歌はサビだろ!」と思ってしまいます。
心をノックするようなピアノ、ハートビートのようなベース、包み込むようなストリングスのバランスも完璧。
余計な音も言葉も一切なし。
心の錆をすべて洗い落として「ゼロ」に戻れる曲。

「ちゃりんこ」(Sg「ちゃりんこ」)
卒業ソングの決定的名曲。
疾走感、高揚感満点で楽しいんだけどとにかく心を震わせる曲。
楽しさ、切なさ、懐かしさ…いろんな気持ちが沸騰するように心で暴れまわります。
そして聴き終った後、運動をした後のようなスッキリした気持になれます。
卒業ソングとはいっても、卒業する学生の立場からではなく、卒業後しばらくたって昔を思い出しているストーリーですね。
しんみりさせるのではなく、懐かしさを原動力に、なにかを始めようてみようというパワーをもらえる曲です。
この曲もピアノ、ベース、ストリングスのコンビネーションが見事です。

「バンブー」(Sg「バンブー」)
OLの日常応援ソングから、変わりゆく世界を竹(バンブー)のようにしなやかに生きていく人生観へとつながるメッセージソング。
1番のAメロで、OLの何気ない一日をタイムスケジュールにあわせて描写しています。
彼女自身はOL経験がないそうなんですが、なんなんでしょうかこのリアリティー。
そして2番のAメロでは生まれてからこれまでの半生を振り返る。
1番は1日の話、2番は数十年。
タイムスパンは全然違うんだけど、なにかに追われるように突っ走ってきたなかにそれなりの充実感を感じていいる点が共通しているんですね。
この辺が本当に上手いですね。
「日常」と「人生」を見つめなおすことができる曲です。

「ラフ」(Sg「ラフ」)
「世界の最終列車」という「ウルトラQ」のようなレトロなSF感あふれる冒頭で引き込まれます。
日常に潜む不安、でもちょっと視点を変えてみると、なんだか楽しく、気楽になってくる。
「寝転がってみたらピースが落ちていた」
そんなにうまくいくことばかりではないだろうけど、そういうこともあるかもしれない。
そんな、発想の転換を促してくれる曲です。

これは名盤!
「ブタベスト」(2008年、日本コロンビア)
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メジャーデビューアルバム。
インディーズ時代に書きためた名曲を満載したまさにベストアルバム。
ひたすら美しいメロディーの快感に身をゆだねられる高品質のポップアルバム。
適度な遊び心にあふれ、楽しい気持ちになれる遊園地のようなエンターテインメント作品です。

このアーティストが好きならCheck!!
小松未歩、東京Qチャンネル、BAJI-R、宇宙まお、吉澤嘉代子

DATA
02年より音楽活動を開始。
07年メジャーデビュー。
メジャーレーベルからは9枚のシングルと7枚のアルバムをリリースしている。

□本名/生年月日/出身地
田村歩美 /80.8.9/岐阜県高山市




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2015.01.22 (Thu)

【149位】佐藤聖子【アーティストMy Best 200】

149 佐藤聖子
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ここがすごい!
90年代中盤、「アイドル絶滅時代」にあって、自立した都会的な女性を象徴するような女性アーティストが次々に活躍したガールポップムブメント。
彼女は決してムーブメントの中心をなした存在ではありませんでしたが、残した楽曲は、時代の「遺産」ともいうべき良質なガールポップでした。
伸びやかでかわいく、ソウルフルでちょっぴりハスキーな理想的な声に、歌唱も非常に安定していて、余裕をもった適度な抑揚表現ができる、優秀なヴォーカリストに、数多くのアーティストが丹精をこめた楽曲を提供しています。

この5曲!
「空にキスをするように」(Sg「空にキスをするように」)
この曲はすごいですね。
普遍的なのか、時代特有なのか。
ゼロ年代以降のラブソングは、「恋愛」の「愛」の方に比重が移っていった気がしますが、90年代はかなり「恋」の方に比重が偏っていたのではないでしょうか。
もちろん真剣なんだけど、どこかゲーム感覚というか。
命がけの戦いをみんなで楽しんでいる感じ。
「略奪愛」というのも、かなりラブソングのテーマになっていました。
ただこの曲のすごいところは、「奪い取った側」の視点だということですね。
勝ち誇ったような充実感も感じるし、奪われた側(友達?)に心を寄せるような気持ちもあり、それでもしっかりと自分の意志で自分の幸せを勝ち取っていく、機微だけど清々しい心情の揺れ動きの描写が見事ですね。
「あなたを呼びとめ 話しかけた彼女
元気なふりして せいいっぱいしてた
ふりむきたいのをこらえてるあなたを感じる
こみあげる思いにつつまれて少し先を歩いてあげる」
うーんドラマティックですね。
お見事。

「一緒にいよう」(Sg「一緒にいよう」)
冒頭から「恋を恋を恋を」というサビが印象的なラブソング。
ゆっくりと着実に坂を上っているようなビートの中で、急にスキップのようにせまってくるBメロも印象的。
幸せ絶頂期のような局面でも、隣り合わせのピリピリした緊張感を感じるのがいいですね。
「恋」から簡単に「愛」に昇格させない、「一生一緒に…」「おばあちゃんになっても…」と簡単に言わない(言えない)時代の恋愛観がこの曲にもでている気がします。

「さよならがおしえてくれる」(Sg「さよならがおしえてくれる」)
透明感のあるエレキギターの「泣き」が切ないロストラブソング。
この曲もトレンディードラマのようなシーンと心情を鮮明に感じ取れます。
震えるような、引き裂くような悲しみの中でも、しっかりとそれを受け止めている「芯の強さ」を感じます。
この都会的で自立した女性の「芯の強さ」はガールポップムーブメントに共通した特徴だった気がします。
小説でいえば、唯川恵のような。
90年代後半以降、小谷美紗子やCoccoを皮切りに、「弱さ」や「脆さ」「狂気」「我欲」を前面に出す女性アーティストが続出していきますが、これはガールポップ的なさわやかな「強さ」を求められることに対するカウンターだったのかもしれません。
「そんなに強くも、清純でもないわよ!」みたいな。
でもやっぱり、このころの曲を聴くとガールポップ的な女性像もいいなぁと思ってしまいます。

以上3曲、作詞は西脇唯。

「Heartbeats Groove」(Sg「Heartbeats Groove」)
「ドキドキ感」を見事に表現したグルーヴィーでソウルフルな名曲。
祝福するような「キンコンカンコン」というチューブラーベル(鐘)、トリッキーなベースに、心地の良いメロディーと言葉の詰め込み。
彼女のシンガーとしてのパワフルな部分を見事に引き出した曲。

「恋をするなら」(Sg「VOICE/恋をするなら」)
メロディー、アレンジ、歌が完璧にマッチしたラブソングの決定的名曲。
空に駆け上がっていくような高揚感、それでいてキューンと切なくなる極上のメロディー。
軽快で清涼感のあるピアノが印象的。
恋愛の様々な喜びや悲しみ、切なさをすべて内包して、「生きている」ことを実感できるような恋の充実感が見事に表現されています。

以上2曲、作詞・作曲は馬場俊英。

このアーティストが好きならCheck!!
MY LITTLE LOVER、八塚りえ、hàl、竹渕慶

DATA
幼少時から子役として活動していたが、高校時代にフォーライフレコードのオーディションに合格し、92年、デビュー。
98年にかけてシングル13枚、アルバム6枚をリリース。
現在はフラメンコダンサーとて活動している。

□生年月日/出身地
71.8.11/埼玉県新座市/B型




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2015.01.16 (Fri)

NEXT MY SELF/真野恵里菜

NEXT MY SELF/真野恵里菜


2012年にリリースした13thシングル。
このシングルリリース前にハロプロからの卒業が発表され、現時点ではこれがラストシングルとなっています。
作詞・作曲はMIKOTO。

クリスマスや年末年始の高揚感も去り、出会いと別れの春が近づいてくる頃。
関東南部だと、この頃にならないと雪って降らないんですよ。
この時期になると、聴きたくなる曲。
ずんずんと進んでいくようなビート、切ないメロディー、バランスがよくて明るいアレンジがマッチした心地のよいポップシングですね。
清涼感のあるキーボードが非常に効果的です。

「旅立ちの歌」と言うよりは、旅立ちの後、家族や仲間と離れて孤独や不安とと戦っている人に向けた応援歌。
Aメロで寄り添い、サビで背中を押すというのは応援歌の王道ですよね。

働く日々と 思い出 かき混ぜる


特に独り暮らしの人、新社会人にはぴったりの曲ではないでしょうか。

そして、すごく楽しくてさわやかなPVですよね。
スーツの青年にオーラがありすぎて彼ばかり見てしまうんですが…
ウェディング姿の彼女をみんなで送り出すシーンは、「一人じゃない」という気持ちにさせてくれます。


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2015.01.15 (Thu)

【150位】モリナオヤ【アーティストMy Best 200】

150 モリナオヤ
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ここがすごい!
語るように、会話するように、元気づけてくれる歌のお兄さん。
メロディーセンスも、言葉のセンスも素晴らしいですが、何よりも歌に「真心」がこもっているのをダイレクトに感じます。
とにかく奇抜さや難解さを徹底的に排して、どんな世代でも伝わるような普遍的な「みんなのための歌」。
ラブソングでも、応援歌でも、わかりやすい言葉と少し甘い歌声で、ちょっとだけ素直な前向きな気持ちにさせてくれます。
歌って、メッセージですよね。

この4曲!
「エジソン」(Sg「エジソン」)
デビューシングル。
「伝えたい!」という前のめりな衝動が表れたようなビートで、畳みかけるように言葉を詰め込んだ、アコースティック・マシンガン。
言葉が児童文学のようにわかりやすくて印象的です。
落ち込んだ時に素直に元気をもらえる応援歌。

「ラクガキに心をこめて」(Sg「ラクガキに心をこめて」)
どこを切り取っても心地いい、メロディーが極上の決定的名曲。
高揚感を抑え、こんこんと湧き上がってくるような恋をしている幸福感を表現したラブソング。
アコギターだけではなく、キラキラした色彩を表現するような、「チャンチャーチャララン♪」というエレキギターの音色が非常に効果的。
水泡のような木琴もかわいいです。
とびきりキザでくさいまっすぐな愛のメッセージ。
「僕が描いたラクガキに君が色を付けてくれた」
「君が描いたラクガキに僕が色を付け足した」
恋をすることで、一人では決して見ることができなかった人生を手にした幸せを、素直にロマンティックに表現しています。
男だって本当は誠実で優しい王子様になってみたいのさっ。

「夕空の紙飛行機」(Sg「夕空の紙飛行機」)
強い意志の推進力で飛び出していくロケットでもなく、ふわふわと漂うだけの風船でもなく、あやういバランスをとりながらも風に乗って飛んでいく紙飛行機。
そんな日々を過ごしている人に、ちょと立ち止まって、夕日に染まる街を眺めながら聴いてほしい名曲。
不安や孤独を包み込むような心地よいメロディーとアレンジ。
祈りをこめて語りかけるような優しい歌。
夕空の空気感までもがリアルに感じられます。

「雨上がりの気持ち」(Sg「夕空の紙飛行機」)
過度な高揚感もなく、切なさや悲しみを飲み下すようにして淡々と勇気づけてくれる応援歌。
雲、雨、風、虹。
気分を表す比喩表現がわかりやすくて、スッと心に入ってきます。
扉をノックするようなドラムと、どこか能天気なオルガンが非常に効果的。
「夕空の紙飛行機」と合わせて聴くと、最強の応援歌カップルです。

このアーティストが好きならCheck!!
福山雅治、宮本浩次、Something ELse、ストレンジドラマ、LOVE LOVE LOVE

DATA
高校のデザイン科を卒業後上京し、ストリートでアートと音楽の二刀流パフォーマンスをしていた。
00年、メジャーデビュー。
メジャーレーベルでは4枚のシングルと1枚のアルバムを残した。
現在も多方面で活躍中。

□生年月日/出身地/血液型
73.2.22/大分県臼杵市/O型

□お気に入りの機材
(ギター)K.YAIRI Model NO.DY-200

□好きなアーティスト・曲
ビョーク




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2015.01.14 (Wed)

【3ブログ合同企画】小松未歩の好きな曲対談レビュー

小松未歩について、「hawaiibem's music blog」のhawaiibemさん、「カゼマチメロディ」のなっくるさんと語ってみました。


リスト係 : 今日のテーマは小松未歩ですが、私は断トツで一番好きな女性アーティストです。 すでに8年ほどまったく活動していないんですね。オリジナル作品は2006年が最後のリリースとなっています。
hawaiibem : 今は何をしているんでしょうね。
なっくる : 小松未歩はそこまで聴き込んでいないのですが、謎の多いアーティストだなという印象です。もう音楽活動は引退されたんでしょうか。
リスト係 : そうですね、曲提供もなく、完全に引退状態、ブログやSNSでの消息もありません。
リスト係 : 高校大学時代に聴きまくりました。メロディーがすごくいいですよね。女性のファンも多いですよね。
hawaiibem : 初期の曲はリアルタイムで聴いていて、それ以降はベストが出た頃に改めて聴いて良いなあと思っていました。やっぱりコナンの印象が強いです。
なっくる : 小松未歩といえば、「謎」とかコナン主題歌が思い浮かびますね。テレビとかラジオとかに出たことってあるんですか?
リスト係 : まったくないんですね。インタビューやコメントも含めて。ビーイングのなかでもここまで徹底してた人はいないんじゃないかな。
なっくる : そうなんですね。ライブも?
リスト係 : ライブも一度もやっていません。ただ紙媒体には登場します。
なっくる : 倉木麻衣とかGARNET CROWとかも初期のころはテレビ全く出ないアーティストでしたけど、徹底してますね。
リスト係 : JDではBest入りはありませんが、「輝ける星」が下位ランクインしていました。
hawaiibem : デビューからいきなり注目度が高かった分、JDではあまり伸びなかった感じですか。
リスト係 : それはあるかもしれませんね。 「輝ける星」が惜しかったということは、シングルの選び方次第ではもう少しいけたかもしれません。ただJDはZARDやGARNET CROWですらランクイン数回ですからね。
なっくる : なんか意外な感じですね。

リスト係 : それではまずは私の一番好きな曲をきいていいただけますでしょうか!
「この街で君と暮らしたい」
リスト係 : 自身のデビュー前にFIELD OF VIEWに提供した曲のセルフカヴァーです。この切なくも穏やかな気持ちになれるメロディー、極上ですね。FIELD OF VIEWといえば坂井泉水作詞、織田哲郎作曲のパターンだったんですが、まったく遜色なかったですね。
なっくる : この曲、FIELD OF VIEWのイメージが強いですけど、小松未歩のセルフカバーバージョンもまた違った印象を受けますね。
リスト係 : 高校、大学のころはこういう誠実な男に憧れていましたw
hawaiibem : 厳かな雰囲気があるのも相まって、結婚式とかにも向いてそうです。
なっくる : 透明な女性ボーカルで、キラキラ感がありますね。
リスト係 : 特にAメロの穏やかな感じが好きですねー。「輝ける星」もそうですが、小松未歩の歌詞にはこういう「優しく見守る男」がよく出てくる気がします。

リスト係 : それでは続いて、hawaiibemさんのお勧めの曲をお願いします。
「願い事ひとつだけ」
リスト係 : この曲もAメロがいいんだよなー
hawaiibem : この曲は当時ピアノで練習していたことがあります。
リスト係 : へー!
なっくる : hawaiibemさん、ピアノ弾けるんですね!
リスト係 : うらやましいですね、弾いてみたい。
hawaiibem : 子どもの時の習い事だったのですが、今は全くやっていません。J-POPの曲を弾いたのもこれが最初だったかも。
なっくる : 確かにメロディが良いのでピアノ合いそうですね。でもこの曲ちょっと難しそう。
hawaiibem : 左手の伴奏部分が結構印象深くて、原曲でもその部分を注目しがちです。
リスト係 : なんでこんないせつない気持ちにさせるんでしょう。 「次の旅立ちまでは地球と回りたい」すごく悲しい失恋ソングなんだけど、このへんが「らしい」なーと感じますね。
なっくる : 失恋ソングでも、それをあまり感じさせないような明るいボーカル、というのも小松未歩の魅力かなと思います。
リスト係 : そうですね、歌がすごく淡々としていて、過度な感情表現がないのも特徴ですね。 ツンデレっぽい感じがするのはそのせいかも?
hawaiibem : 改めて見ると歌詞もシンプルな部類ですね。


リスト係 : それではなっくるさんのお勧め曲をお願いします!
「私さがし」
リスト係 : こういうしっとりした曲が本領ですよねー。
なっくる : 歌詞が切ないんですよね。でも聴き終わったころにはどこか希望を持てるような明るさも持っている曲。サビのメロディがすごく好きです。
hawaiibem : サビは朗らかでまったりと癒されますね。
リスト係 : 耳にふんわりと広がっていくような歌声は、多重録音を使っているんですよね。
なっくる : このふんわりしたサウンド、やさしく包まれていくような感じがします。小松未歩の曲は、別れとか失恋とかをテーマに歌った曲多いですね。
リスト係 : 終始「あなた」にむかってるこの歌詞でタイトルが「私さがし」 。この辺もらしさですね。旅人的な。

リスト係 : 続いて私から、もうひとつ失恋ソングを。
「One Side Love」
リスト係 : 1stアルバムでメロディセンスのすごさは思い知っていたのに、この曲はメロディーの完璧さに衝撃を受けました。ゆっくり立ち上がっていくようなBメロが大好きです。
hawaiibem : ラストサビに向かう間奏も良いですね。
リスト係 : 「動けない 好きじゃない こんな自分が」というのは、いまだに毎日のように感じます。
なっくる : この曲も、失恋ソングなのに、未来に向かって開けていくような明るさがありますね。
リスト係 : この曲もピアノ伴奏がドラマティックで印象的ですよね。
hawaiibem : 粘着的な部分が一切なく、ひたすら清々しかったです。
リスト係 : そうですね、悲しみを受け入れるすがすがしさと、その先に向かう前向きさ、これが彼女の失恋ソングに共通している気がします。

リスト係 : hawaiibemさん、もう曲お願いします!
「Love gone」
hawaiibem : 季節的にもちょうどいい曲ですね。
リスト係 : ドラマティックな情景が浮かぶ歌謡曲。
なっくる : メロディがドラマチックですね。
リスト係 : 雪→公園→ショーウィンドウ、短編映画のようですね。
なっくる : 冬の公園のどこか物悲しい風景がパッと浮かびますね。
hawaiibem : メロディーが好き過ぎてそれ以上の言葉が出ない…冬ソングだからか、小室哲哉あたりの音楽にも通じるものを感じます。
なっくる : 華原朋美の「I BELIEVE」に近い感じ。
リスト係 : マッキーの「THE END OF THE WORLD」のような、あんまりおおっぴらにできない恋愛っぽい雰囲気を感じます。

リスト係 : それではなっくるさんもう曲お願いします!
「チャンス」
なっくる : 失恋の曲が多い中で、この曲はとびっきりポジティブ。
リスト係 : 応援歌にも力みがないですよね。
なっくる : 「チャンス 照れずに ツッ走って 幸運を味方につけよう」っていう歌詞が好きです。あと、「コンプレックスも武器になる」っていう歌詞も良いなと。
リスト係 : 「ときめき忘れないで」かー忘れてるなーw
hawaiibem : スケールの振り幅が大きくて面白い詞だなと思いました。「20世紀の結末」とか。
リスト係 : 急に地球や宇宙や星が出てくるんですよね。悩みや悲しみが一気に相対化される。
なっくる : そうですね。こんな広い世界の中で、自分の悩みなんてすごく小さいものなんだ、みたいな。
リスト係 : 「めざましテレビ」のテーマソングとして書き下ろしていて、「朝」の情景に加えて番組の売りである「占い」と「天気予報」を注文通りに盛り込みつつそれを生かして普遍的な応援歌になっていると思います。
なっくる : あっ、そういう要素を入れ込んでいるんですね。

リスト係 : お二人ともさすが鋭いですね。今日はいろいろな発見がありました。
なっくる : こちらこそ、新たな聴き方ができたような気がします。
hawaiibem : 私も同じく。漠然と良い曲多いなーと思っていた理由が垣間見えたように思います。
リスト係 : あらためてメロディーのよさを再認識しました。
なっくる : 活動再開してくれると嬉しいですね。
リスト係 : 本当に天才だと思いますし、ビーイングが掘り出し、売り出してくれたことがよかったんだろうなと思います。
hawaiibem : 裏方でも力は十分に発揮できそうですよね。


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2015.01.13 (Tue)

【151位】オオゼキタク【アーティストMy Best 200】

151 オオゼキタク
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ここがすごい!
「心地よさ」を知りつくしたような抜群のメロディーセンス。
哀愁も、せつなさも、懐かしさも、自由自在に感情を表現でき、同時に郊外都市のなにげない風景を描写する、まさに天才。
70年代のフォークや80年代の歌謡曲の要素を取り入れつつ、自然な形で都会的で現代的なポップに仕上げています。
歌も情感たっぷりで、理想的なポップメイカーです。
またポップの範囲内で、非常にたくさんの引き出しをもっていて、多彩な面を見せてくれます。
メジャー時代のシングルは、哀愁歌謡曲を全面に出しすぎていて、歌詞提供を受けることも多く、彼のイメージがそれだけに固定されてしまったのは少し残念かな…。
もちろんそれも彼の一つの得意方面ではあるんですが。
ポップで穏やかな優等生シンガーソングライターが好きな方には、ぜひ一度予断を排して、フラットな気持ちで聴いてみてほしいです。

この8曲!
「綱島ラブソング」(Al「コバルト原チャリ」)
地元・横浜市港北区綱島を舞台にした小さな恋物語をスケッチしたアコースティック・センチメンタル・ポップソングの決定的名曲。
メロディーも本当に素晴らしいんですが、この曲は特にAメロBメロ部分は、本当に、日本語詞の教科書となるべき完璧な歌詞ですね。
美しすぎます。
「萌葱のカーディガンが 店先に春を飾る
潔い一本結びに 一目惚れしてた飛行機雲」
「虹色スカートが ひらり風に舞う午後は
張りつめたスケジュール破いて 前衛芸術にしよう」
まさにスケッチ。
色、景色、ロケーション、時間、季節、空気、匂い、ときめき、ストーリー…すべてが見事に組み立てられ重さのないさらっとした響きで体に入っていきます。
余計な言葉が全くない。
これこそ「歌詞」であり、「歌」だな、と思わされますね。
必聴の名曲、大好きです。

「風の交差点-柏ラブソング-」(Al「夜明けのスピード」)
こちらは千葉県柏市を舞台にした切ない切ないロストラブソング。
当時柏高島屋ステーションモールにあったbayfmの公開スタジオ「K-WEST」から放送されていた「GROOVE FROM K-WEST」に出演した際に制作された曲。
いやーこの曲も浮かびますね、情景が。
柏に行った人がない人でも、きっと自分の大好きな街に重ねて聴けるはず。
全国どこに行っても似たような構造と景色のサテライトシティが広がっていて、その「風景の共有」を呼び覚ますのがシティポップなのだとすれば、これほど見事にそれを成し遂げている曲はありませんね。
自転車を押してい歩いた手もつなげないような初々しい恋から、暗闇のステーションモールでの別れ、そして一瞬の再開…美しすぎるけど、リアルで、どこにでもありそうで、キューンと胸が締めつけられます。

「渚エレジー」(Al「夜明けのスピード」)
「エレジー」のイメージではなく、非常にアグレッシブな勢いと疾走感を感じるサマーソング。
彼の中の「少年」をすごく感じる曲。
若々しいリビドーと冒険心を爆発させるように突っ走るサビが爽快です。
やっぱりメロディーの質からいっても、天才だなーと思わされます。

「群青グラフィティ」(Sg「群青グラフィティ」)
メジャーデビューシングル。
歌謡曲的な哀愁を帯びた青春ラブソング。
四季に染まる日本的な都市生活を切り取ったポラロイドのスライドショー。
個人的には「孤独で自由」だった東京時代のテーマソングのような曲です。

「レモン」(Sg「レモン」)
「ラララララー」のスキャットが印象的な甘酸っぱいポップソング。
ふわふわとした浮遊感が心地いい。
誠実なでキザな王子様に憧れてるけれど、いまいちなりきれていない感じがかわいいです。

「春風の街」(Sg「レモン」)
胸がギューっと締め付けられる春のデートソング。
何気ない街の風景をスケッチしたような、シンプルで暖かく優しい名曲。
メロディーのどの部分を切り取っても気持ちいい。
ストリートで歌っていたら、一瞬で引きつけられそう。
どこにでもありそうで、こういうオーソドックスなポップこそ、なかなかお目にかかれない宝物ですよね。
「行こう駅の向こう側へ 川沿いは桜並木」
「夕焼けが影さえも染めてゆく 春風の街」
浮かぶ浮かぶ。
やっぱり情景が浮かぶ歌詞は強いですよ。
一日のなかの時間の経過も鮮やかに描かれている、こんな一日を過ごせたら本当に最高ですね。
これも、必聴の名曲です。

「Bye Bye Summer Girls」(Sg「デラックス・コレクション」)
引き出しが多いのはわかっていても、これがオオゼキタク!?という意外性ありすぎの曲。
初期のミスチルやL⇔Rを思わせるキラキラサマーポップ。
ポカリでもアクエリアスでもカルピスウォーターでもCMが作れそうな
切ないBメロ→解放感抜群のサビへと向う流れが王道過ぎてたまりません。
重厚感のありつつピアノの清涼感を感じるサウンドに多重コーラスも見事にはまっています。

「桜道」
彼が校歌を作詞作曲した横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校1期生の卒業を記念して作られた曲。
余計なものをすべて削ぎ落とした、すがすがしい清涼感に満ちた名曲。
若々しい人々に想いを馳せるとき、人は若さを少し取り戻せる。
私も学生と接する仕事をしていますが、オオゼキタクがこの曲に込めたような若人たちに対する思いを忘れないように、この曲を聴き続けたいと思います。

このアーティストが好きならCheck!!
楠瀬誠志郎、大江千里、東野純直、染谷俊、CALL、磯貝サイモン、岡野宏典

DATA
大学で初めてギターにさわり、オリジナル曲を制作しながら、地元横浜を中心に音楽活動を展開。
卒業後も仕事と並行しながら週末だけの音楽活動を続ける。
25歳の時に音楽に専念するため退社。
04年、メジャーデビュー。
メジャーレーベルからは6枚のシングルと2枚のアルバムをリリースした。

□本名/生年月日/出身地/血液型
大関拓/74.8.4/神奈川県横浜市/O型

□好きなアーティスト・曲
ダニー・ハサウェイ、ポール・マッカートニー、トッド・ラングレン




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2015.01.12 (Mon)

【152位】CYCLES【アーティストMy Best 200】

152 CYCLES
無題

ここがすごい!
風のような、清流のような、どこまでも澄み切っていて、それでいて包み込むような上品なやわらかさがある森川亜希子の歌声。
声の魅力をルックスに例えるなら、黒髪正統派の和風美人。
ポップミュージックの女性ヴォーカルとしてはこれ以上ないくらい理想的な歌声ではないでしょうか。
バンド全体が、この声を生かすために音楽を作っている感じです。
バンド以外の音をほとんど入れず、ひとつひとつの楽器のゴツゴツした質感を感じるシンプルなバンドサウンドですが、あくまで歌の「伴奏」として、いい脇役に徹していますね。
歌詞は「大人」が目前に迫ったモラトリアム世代の心情をあつかった物が多いんですが、なんとなく、まだ温もっていたい体を呼び覚ます優しく厳しい春風のように、フレッシュな気持ちにさせてくれるメッセージがこもっています。
春が近づくと、聴きたくなる音楽です。

この4曲!
「今じゃないまだ早いような」(Sg「今じゃないまだ早いような」)
デビューシングル。
ここまでさっぱりすっきりと、肩の力が抜けた応援歌が他にあるでしょうか。
長い人生の中の「今」と、淡々と続く生活の中の「今」を考えさせられる曲。
「青春アワー」とともに、苦闘している就活生にぜひ聴いてほしい曲ですが、それだけではなく、なんとなく時を過ごしているなかにも、たくさんの「まだ」を抱えているすべての人に聴いてほしい曲。

「マイペース」(Sg「マイペース」)
「目が覚めた時はすでに夕方で今日がどんな天気だったのかもわからない」
という穏やかで孤独な休日に、ぼんやりと夢見ているぼんやりとした人生の青写真。
CYCLESの歌詞の特徴は、描かれているダメ人間な人生や生活を「それもいいじゃん」と肯定しているのか、「変えてみようよ」と否定しているのか、どちらにもとれることですね。
結局解釈は、その時に聴いた人の心が、安定を求めているのか、変化を求めているのか、に委ねられているんだと思います。

「青春アワー」(Sg「青春アワー」)
社会の荒波に投げ出される不安を歌った「モラトリアム終焉ソング」の決定的名曲。
全体的に「弱音」で作られているのに、すごく勇気がわいてくる不思議な応援歌ですね。
「それでも僕ら何かを選び運に任せ進む」
「少し甘すぎた日々を悔やみながら」
「少し踏み出した僕ら あいまいな決意間違ってなけりゃいいのにな」
学生時代から明確な目標を持っていて、計画通りに待ちに待った就職…
という人もいるでしょうが、この曲のような気持ちで社会人生活をスタートする人も、実は多いのではないでしょうか。
不安の渦の中で、勇気づけてくれるのは、諭すようなメッセージよりも、この曲のように気持ちを代弁してくれる曲なのだと思います。
就活生、新社会人をはじめとして、何かを始めた人、始めようとしているすべての人に聴いてほしい曲です。

「それから」(Sg「それから」)
別れの悲しみの果てに至った悟りの境地のような穏やかな心地よい落着きを感じる春の名曲。
花吹雪のようにはかなげなAメロから、伸びやかに広がっていくようなサビのメロディーが、森川の声の魅力を最大限に生かしています。
決して焦らず、ゆっくりと立ち上がってゆく力をもらえる曲。
さわやかさの中に「情感」や「哀愁」が宿ったこの曲はCYCLESの未来に大きな期待を膨らませてくれましたが、結局このシングルがラストリリースとなりました。

このアーティストが好きならCheck!!
the brilliant green、rumania montevideo、advantage Lucy、the Indigo、SeanNorth

DATA
96年、ICU(国際基督教大学)を卒業するも就職活動に失敗した野口が同大学の音楽サークル仲間であった中原と森川を誘い出し、バンドを結成。
97年、サポート・メンバーとして活動していた大沢が正式メンバーとして加入。
99年、メジャー・デビュ-。
大沢は02年に脱退。
03年、解散。
メジャーレーベルからは6枚のシングルと2枚のアルバムをリリースした。

森川はその後ソロと並行してケダマのヴォーカルとして、さらに野口との2人組サツキモノを結成して活動している。
中原は現在タマコウォルズで活動中。

□生年月日/出身地/血液型
森川亜希子 Vo/74.5.18/京都府
野口耕一郎 G
大沢真紀 B
中原由貴 Dr/72.5.14/福岡県北九州市/A型




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2015.01.09 (Fri)

【153位】星村麻衣【アーティストMy Best 200】

153 星村麻衣
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ここがすごい!
女性アーティスト特有の「我」や「重さ」がなく、さっぱりと、風に揺れる髪のようなさわやかで美しいポップス。
少しトリッキーで、とびきりポピュラーな、心地の良いメロディーセンスが抜群。
デビュー当時の、元気いっぱいのピアノロックもいいですが、その後の優しさあふれるさわやかなポップスのほうが、彼女の本領ではないでしょうか。
過度にピアノに頼らない、さまざまな音を取り込んだバランスのよいアレンジが良質のポップスを作り出しています。

この6曲!
「GET HAPPY」(Sg「GET HAPPY」)
ハートビートのようなベース音がかっこいいイントロから、ストリングスを効果的に使ったサビまで、空を駆け上がっていくような疾走感、解放感が心地よいロックナンバー。
とにかくいろんな音をにぎやかに使っていますが、雑然とした感じがせず、すごくまとまったグルーヴになっています。
自然に体が動き出す、楽しい曲です。

「Melodea」(Sg「Melodea」)
すごく洗練された大人のポップス。
メロディー、歌、アレンジに大人の女性らしさをすごく感じる曲。
それでいて、女性アーティスト特有の「重さ」を感じず、風のように軽やかなのが彼女のポップスの特徴ですね。
前奏はエレクトンかな?
あえてピアノよりもやわらかな音を使っていることで、すごくやさしいタッチになっています。
間奏のピアノソロも、ただの「見せ場」ではなく、曲の中での必然性を感じる。
すごくバランスのよい、美しく洗練された大人のポップスです。

「Merry Go Round」(Sg「Merry Go Round」)
そっと手を差し伸べてくれるような優しさを感じる曲。
こまめに転調するAメロが、本当にメリーゴーラウンドに乗っているように心地よいです。
耳に声を吹き込まれているような力が抜けた歌とコーラスに体が癒されていきます。
彼女の曲の向かう先が「私」や「あなた」だけではなく、「誰か」へも向けられていく先駆けとなる曲。

「かけがえのない人へ」(Sg「かけがえのない人へ」)
「癒し」を極めた曲。
前奏からAメロの流れが極上。
鳴った瞬間から、疲れた心と体が、フッとほぐれていきます。
「黄色やオレンジで溢れてた世界 今は灰色にみえても」
こういう時期が私にもありました。
今はなんとか色を取り戻した世界を見ていますが、色を失った世界を見ている時は、色を失ったことすら気付かないんですよね。
「立ち止まるきっかけ」を与えてくれる名曲。

「Hello」(Sg「ひかり」)
恋をした喜びに満ちたとびきり明るくてかわいいポップソング。
すべての色が鮮やかに輝いて見える高揚感を恥ずかしいくらいの甘い歌詞と明るいメロディー、キラキラしたアレンジで表現しています。

「くにびき大橋」(Al「evergreen」)
故郷松江市への思いを歌ったまさに等身大の故郷ソング。
松江市には一度だけ行ったことがあるので、その風景も思い出されるのですが、それ以上に自分の故郷への思いに重ねて、あーそうだよな-と思いにひたることができる曲。
個人的な思いがこもった曲は、どんな抽象的な曲よりも普遍性を持ち、多くの人の心に響く、そんな典型例の曲だと思います。

このアーティストが好きならCheck!!
aiko、京田未歩、近藤夏子

DATA
17歳からシンガーソングライターになることを目指して本格的に作曲活動を開始。
高校3年生の時、ソニー・ミュージックエンタテインメント主催の女性シンガー限定のWebオーディションを受けて最終選考まで残るが、実技審査が大学の入学試験と重なったため断念。
大学に合格後、再び同社のオーディションに挑戦して合格した。
2002年、メジャーデビュー。
メジャーレーベルでは2008年までの約6年間で14枚のシングルと3枚のアルバムをリリース、数多くのドラマ主題歌、アニメソングに起用された。
2010年からはインディーズでマイペースに活動中。

□生年月日/出身地/血液型
81.4.18/島根県松江市/AB型

□好きなアーティスト・曲
椎名林檎、aiko、ベン・フォールズ

□愛読書
鳥山明「ドラゴンボール」




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2015.01.03 (Sat)

ジェットストリーム/レシーバーズポンポンヘッド

ジェットストリーム/レシーバーズポンポンヘッド


レシーバーズポンポンヘッドは5人組エンターテインメント・ポップバンド。
02年に京都で活動を開始。
上京後、インディーズで大いに活躍しますが、09年に解散しました。
この曲は08年にリリースした「レシポン温泉」に収録されています。
Live映像を見てもお分かりの通り、パフォーマーがメンバーにいたのも特徴です。

冬の夜空にきらめく星々を思わせるような、たまらなく切なさを掻き立てられるキーボードのリフレイン。
単純なメロディーのスパイラルでありながら、せりあがっていくような高揚感によって、本当に小さな小さな宇宙旅行に連れて行ってくれるような曲です。
甲本ヒロトのような朴訥とした歌声で歌う思いっきりロマンティックな世界。
「消えてなくなる速さ」のなかの何気ない「スローモーション」。
それを感じることができたときが、本当の幸せなんだよなーと感じさせてくれます。
寒くなってくると、耳に浮かんでくる名曲です。


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