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2009.12.10 (Thu)

野狐禅 解散

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野狐禅が、約10年間の活動に終止符を打ち、解散したことを発表しました。

解散は、ボーカル・ギターの竹原ピストルが決断したようです。公式HPには、竹原の解散理由についての長い長い誠実なメッセージがアップされています。これはとても一言でまとめることはできません。竹原が深く深く悩みぬいて決めたことだということは確かです。

野狐禅は1999年に北海道北海道で結成された竹原ピストルと濱埜宏哉の2人組。

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野狐禅といえば、なんといってもこのデビュー曲。

自殺志願者が線路に飛び込むスピード/野狐禅(2003)


いやいやこれは……いったいどこから語りましょうか……。空前絶後の怪作ですね。まずタイトルのインパクトがすごい。でも、曲を聴いたら前奏からタイトルのインパクトが吹っ飛ぶほどの凄まじさ。

濱埜の攻撃的だが不気味なくらい明るく前向きなキーボードpiano。竹原がポエトリーリーディングのようなAメロを駆け上り、サビのシャウトへ。全力疾走して心臓ハートがバクバクの感覚を見事に表現しています。何かに追われているような、あるいは何かを追いかけているような、リアルな切迫感を伴う疾走感ダッシュです。

このAメロの、竹原の「歌」というのか、「朗読」というのか、「語り」というのか、これがダイレクトにメッセージを心に届けてくれます。

そして歌詞。なんだか説明できませんが、とにかく凄まじい。だけどユーモラスで面白い。ぎりぎりまで追い込まれた切迫感があるんだけど、どこか開き直ってドーンと構えている感じがまたいい。どんな状況でも、こういう気持ちになれば乗り切れる、と思わせてくれます。

「自殺志願者が線路に飛び込むスピードで
僕は自転車こいで濱埜の家に行きました」


「濱埜の家」でなにをしたかというと、ファミコンレトロなコントローラー。この「切迫感」と「余裕」の共存はちょっとありえないですね。本当にすごい曲です。

その後も「ぐるぐる」など、魂を揺さぶるとともにどこかユーモラスな名曲をたくさん届けてくれた野狐禅。今後の2人の活躍に期待するとともに、野狐禅の残した名曲たちを大切に聴き継いでいきたいと思います。



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タグ : 野狐禅 解散 自殺志願者が線路に飛び込むスピード

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