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2011.01.09 (Sun)

曲のどこに惚れるか?

江戸時代発祥のことわざに、
「気れ 顔惚れ とこ惚れ」
というものがあるそうです。

「女性のどこを好きになるか」を表現したかなり下世話なもので、
気惚れ=性格
顔惚れ=容姿
床惚れ=SEXの相性
というわけです。

語呂の都合でこの順番になっていますが、普通の恋愛では
顔惚れ→気惚れ→床惚れ
の順番になるのではないでしょうか。

さて、私は昔から「曲を好きになるのは異性を好きになるのと似ている」と思っていまして、今回はこのことわざを使って私が「曲のどこに惚れるのか」=「音楽のどの要素を重視しているか」をお話したいと思います。

顔惚れ(サウンド面)
毎月200曲以上のエントリー曲をジャッジするのは、異性に例えると(あえて例えると、ですよ!)往来ですれ違う女性すべてに点数をつけていくようなものです。
この場合、ルックスの判断しかありません。

私は容姿の綺麗な人への憧れは人一倍強いんです。
なぜか。
だって綺麗な人を見てると単純にすごく気持ちいいじゃないですか。
すごくフレッシュな気持ちになったり、癒されたり、ちょっぴり切なくなったり。
たぶんこれはアドレナリン、セロトニンといった脳内物質が分泌されているからなんでしょう。
理屈ぬきに体が反応してしまい、それが心に作用しているのです。

これは音楽で言うと、「聴いていて気持ちいいか」、つまり、メロディー、歌唱、演奏、アレンジなどのサウンド面にあたります。
聴いているだけでフレッシュな気持ちになったり、癒されたり、ちょっぴり切なくなったりする曲。
おそらくこういう曲を聴いているときは、綺麗な人や景色を見ているときと同様の脳内物質が分泌されているのでしょう。
私は特に切ないメロディーと明るいアレンジに強く惹かれます。

※「顔惚れ」した曲の典型例

着ぐるみとバルーン/the HANGOVERS


Little Braver/Girls Dead Monster


気惚れ(歌詞)
私はかつては「曲はサウンド面がすべて」というくらい極端な「面食い」だったのですが、最近それがかなり変化してきました。
歌詞を重視するようになったんです。
ただし、ある程度繰り返し聴かないと歌詞を味わうにいたらないので、やはりサウンド面を気に入っている曲が歌詞を気に入る条件になります。
サウンド面が一次審査、歌詞が二次審査、という感じです。

これは、異性に例えると、ある程度仲良くなってから知る「性格」に似ています。
単に気分が良くなるだけでなく、忘れていた大切な気持ちを思い出させてくれたり、一歩を踏み出す勇気をくれる。
そんな優しい性格の女性のような歌詞に、最近特に惹かれます。

※「気惚れ」した曲の典型例

door/ルミカ


ハローワーク/アンダー ザ カウンター


床惚れ(思い出の刷り込み)
「床惚れ」までいたる女性というのは、容姿も性格も好きになり、濃密な交際を経た人、ということになるでしょう。
ネットスラングで言えば、まさに「俺の嫁」ということになります。
これは曲に例えれば、サウンドも歌詞も大好きで、CDが擦り切れるくらい聴き込んで聴き込んで、つらいときも、楽しいときも、いつもそばにいてくれた曲、聴けば、様々な記憶が一瞬にしてよみがえる、そんな「思い出の曲」に他ならないでしょう。

実は、「床惚れ」にまでいたるような曲は、新曲としてはもう一生出会えないような気がしているのが正直なところです。
だからこそ、これまでに出会えた「床惚れ」曲をこれからも、一生大切に聴いていきたいですね。

※「床惚れ」した曲の典型例

ときには空/アップル&ペアーズ


アドバルーン/服部祐民子



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2011.01.09 (Sun)

2011年の抱負

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

みんなでいい曲を発見する音楽投票企画「We love j-pop!」は今年も、「無理せず、楽しく」をモットーに、運営してまります。
これは企画開始当初から心がけていることなのですが、去年はエントリー基準変更について深く考えすぎてしまい、このモットーを忘れかけていた気がします。

今年は、リスト係個人的には去年に引き続きいろいろ環境の変化がありそうです。
みなさんも日々いろいろなことあるかと思いますが、今年も、来年もその先も、参加者のみなさんと一緒に楽しくいい曲探しができればいいな、と思っています。

ブログのほうも、モットーは同じなのですが、加えてもうひとつ、「熱い文章」というのを心がけていきたいと思います。
他の音楽ブログを読んでいると、マニアになればなるほど、努めて感情を抑制して、冷静に、客観的に語っている文章が目に付きます。
私にはそういう文章は書けないし、書こうとも思いません。
誰がなんと言ってもその曲が好きだから記事にしているのですから、その熱い思いをストレートに文章にしていきたいと思います。

そんな当ブログに、今後ともお付き合いいただけると、幸いです。


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2009.11.10 (Tue)

中央モノローグ線/小坂俊史より「中野長夜」

コラムをはじめました。
曲の感想が中心です。
タイトルの「俺が書く!」は、富澤一誠さんの「俺が言う!」から拝借しましたが、人生訓などはあまりありません。




中央モノローグ線/小坂俊史
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(2009/10/17)
小坂俊史

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今回は、いきない漫画の紹介からですが、もちろん音楽の話です。

小坂俊史はやわらかいタッチでほのぼのとした笑いの世界をもつ4コマ漫画家。本作は中央線沿線を舞台にして、8人の女性の「独り言」を綴った形式の意欲作。ほのぼのときどき切ない小坂ワールドをぜひお試しあれ。

で、本作中「中野長夜」という作品に非常に印象的な「独り言」がありまして。引用します。

時々iPodを聞きながら仕事しています
秋の夜長に聞く音楽はいちだんと切ないものです

しかし徐々に気づいたのは
この切なさは秋の夜のせいだけではないということ

いつの間にかすべての歌に懐メロ成分が含まれているのです
思えばiPodに入れる曲をもう3年近くも更新していなかったはず

最近の音楽を追うのがしんどくなってはや数年
やはり人生の秋なのかなあと思うともう聞くごとに切なくて悲しくて



これは中野在住のイラストレーター「なのか」の独り言。こういう気持ち、多くの人がどこかで抱くんだろうな、と思います。もしかしたら、元JDリスナーの方でも、JD終了によって新曲を追えなくなってこういう気持ちになっている方もいらっしゃるかもしれません。私も、この企画をやっていなかったら間違いなくこうなっていましたね。

でも今は、人生の秋を迎えても、ずーとこの企画を続けて、参加者の皆さんと一緒に新曲を聴き、いい曲探しをしていこうという決意に満ちています。今までに出会った名曲のコレクションに、これから出会える無数の名曲を追加していけるかと思うと、本当に楽しみで、とてもやめられません。

ここまで続けてこれたのも、これからもずーと続けていこうという気持ちになれたのも、参加者のみなさんのおかげです。参加をお休み中の方もいらっしゃいますが、いつかまた参加して下さることを気長にお待ちしています。

みなさんいつも本当に本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。





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タグ : 小坂俊史 懐メロ

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