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2013.04.18 (Thu)

春の風/吉岡忍

春の風/吉岡忍


吉岡忍は90年代を中心に活動していた青森県のシンガー。
COSA NOSTRAや氷菓:森永ICE BOXのCMソングなどでキャリアを積んだ後、95年にソロデビュー。
99年ころまで活動していました。
この曲は彼女のデビューシングル。
作詞は吉岡と及川眠子の共同、作曲は矢野誠。

風のようにやわらかくて、花の香りように上品で、包み込むようにソウルフルな歌声ですよね。
3:40と短く、あらゆる無駄を削ぎ落としたシンプルな曲が、高潔で儚いせつなさをつくりだしています。
ピアノを中心にゆっくりと丁寧に、楽器一つ一つが語りかけるようなアレンジもすごく気持ちいい。

歌詞も言葉の数がものすごく絞ってあって、一切無駄な言葉がなく、一言一言がすべて「ベストフレーズ」としてイメージを作り出し、心に残ります。
すべてをかけた大切な人を失った無力感。
そのなかでも、春夏秋冬、あっという間にめぐっていく四季の美しさに心を開いていくうちに、なんとかゆっくりと前を向いて歩いて行こうとする「小さな力強さ」。
1年たった春の気持ちが、あえて描かれていないところがまたいいですね。
めぐる季節が、涙とともに悲しみや心の錆を洗い流してくれ、「再生の春」が訪れたことを予感させます。


※この曲↑を気にいった!という方には、こちら↓もお勧めです。
Winter Comes Around/日置明子
200倍の夢/Letit go


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2012.11.15 (Thu)

普通になりたい/3LDK

普通になりたい/3LDK


「ゲルゲットショッキングセンター」の前番組で、1995年に関東圏で半年間だけ放送されていたラジオ番組「MEGAうま!ラジオバーガー!!」内で製作された企画もの。
メンバーは芸人のキャイ~ンと、BAKUの谷口宗一。

吹っ切れて覚醒したような疾走感がかっこよく、そして切ないですね。
谷口のハスキーな高音と、のちにブラックビスケッツなどでも披露される天野ひろゆきのソウルフルな歌声がマッチしています。

どこまでも変わることのない平凡な日常を受け入れた瞬間の、曇り空が晴れていくような感覚を見事に表現しています。
人間、常に何かに悩んでいないと不安ですよね。
いつも「このままでいいのかな?」という自問がつきまとう。
そういう「問い」を突きつけるような曲も、人生においては絶対に必要。
勤めていた会社を辞めようか悩んでいた2009年ころの私はそういう曲ばかり聴いていて、このブログでもそういう曲ばかり紹介していました。
(例えばこれ→ミモザの咲く頃/笹本安詞≒下町兄弟
でも、人生そんな時期ばかりじゃない。
毎日を淡々とこなしている自分を、思いっきり肯定してくれている曲も絶対必要ですよね。

短命に終わったラジオバーガーでしたが、番組が残したこの曲は、きっと今も多くの人の何気ない毎日の応援歌になっているはずです。


※この曲↑を気にいった!という方には、こちら↓もお勧めです。
すべての答えは自分自身の中にある/Psycho Babys
ビューティフルライフ!/OUTLAW


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2012.03.17 (Sat)

僕の両手/染谷俊

僕の両手/染谷俊


染谷俊は1968年生まれ、東京出身のシンガーソングライター。
1993年にEPIC SONYからデビューし、1999年までメジャーシーンで活動。
現在はインディーズに転じ、元気に活動中です。
この曲は1995年にリリースされたシングル。

染谷俊自身は90年代にメジャーシーンに登場したアーティストですが、80年代の雰囲気を強く感じさせる音楽ですね。
佐野元春、浜田省吾、尾崎豊、THE BLUE HEARTS…
若者が社会に「最後の戦い」を挑んでいた80年代の「熱さ」を反映した不器用で青臭くて熱い音楽。
染谷俊は、そんな80年代の「熱さ」を、全てに冷めてしまった90年代の若者に思いっきりぶつけてきた「兄貴」でした。

幼少期から叩き込まれたピアノの素養が基礎になっている「ピアノマン」の一人ですが、この曲ではあえて電子キーボードを使っていますね。
ゴツゴツした熱いメッセージを柔らかな「優しさ」の中に包み込んで、しっかりと届けてくれているのが伝わってきます。

メロディーはもちろん素晴らしいですが、感情をしぼり出すようなハスキーな歌声もすごく心を震わせます。

ひとつずつ年を重ねては少しずつ手が汚れてくけど
あの時綺麗に思えてた世界は忘れない 頑張ろう


結婚式などの門出にもぴったりの曲ですが、心が疲れ、余裕がなくなったとき聴くと、ふっと心が楽になり、忘れかけていた「本当に大切なもの」を思い出させてくれる、そんな名曲ですね。

THE BEST“HERE!”THE BEST“HERE!”
(1999/10/21)
染谷俊

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空想X/pal@pop
3月9日/レミオロメン


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2011.07.10 (Sun)

200倍の夢/Letit go

200倍の夢/Letit go


Letit goは1995年から96年に活動したグループ。
その後Rieというアーティスト名でソロとしても活動し、現在はSeptemberのヴォーカルである八塚りえが、そのキャリアをスタートさせたグループです。
この曲は1995年にリリースしたシングル。
中山エミリが出演した大塚製薬「ポカリスエット」のCMソングとして大量にオンエアされました。

どこまでもさわやかでクリアな声ですね。
特に何があるわけでもないはずの夏に対する期待を無理やり膨らませてくれます。
キラキラした光に満ちた夢のあるサマーソングです。


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2011.04.05 (Tue)

スタートライン/海援隊

スタートライン/海援隊


1995年にリリースした20thシングル。
武田鉄矢の主演の国民的学園ドラマ「3年B組金八先生」第4シリーズの主題歌。

ピリッと厳しいメッセージを限りなく優しいメロディのなかにしっかり包み込んでいます。
穏やかに、祈りを込めたような、押し付けるわけではないけどしっかり届ける、本当に武田にしかできない歌い方ですよね。
ストリングスやさまざまな楽器を使ってシンプルだけど厚みを持たせたアレンジも見事です。

前後左右、全てが「初めて」の不安。
後戻りもできない、方向が正しいのかもわからない。
でも、そう思っているのが自分だけではないと思えるだけで、大きな勇気が持てるのではないでしょうか。
たくさんの人の「初めて」に寄り添う、名曲だと思います。

海援隊の偉大な業績は、「金八」と切り離して評価されるべきだと思います。
しかし、70年代に活躍し、1983年にいったん解散した海援隊が、はたして「金八」なくして90年代、そして今に至るまでこんなにもたくさんの名曲を作ることができたでしょうか。
「金八」の主題歌を聴いていると、アーティストにとってタイアップ、そして俳優・タレントとしての活動は、作品に真剣に取り組みさえすれば、ものすごくプラスになるのだということを感じますね。

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