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2016.11.07 (Mon)

【60位】GReeeeN【アーティストMy Best 200】

60 GReeeeN
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ここがすごい!
まさにeverGReeeeN。
Jpopに新しい形の「うた」をもたらした立役者。
2000年前後にR&Bやヒップホップがブームとなりましたが、やっぱり日本人が求めるのはまっすぐな歌詞と美しいメロディーを備えた「うた」だったはず。
GReeeeNはてらいのない素直さで「愛」や「夢」や「勇気」を歌い、Jpopに「うた」の精神を取り戻してくれた。
この功績はとてつもなく大きいと思います。
みんなそんなにクールにかっこよく斜に構えてばっかり生きてるわけないじゃないですか。
絶対みんなまっすぐな「うた」を必要としているはず。
GReeeeNはただただその需要に応え続けているんだと思います。
明るくて切ないメロディーに適度な遊び心。
さまざまな音楽を取り込んだトラックに乗せたHIDEのチャラい歌と4人の声のハーモニー。
特にGReeeeNの「わかりやすさ」と「心地よさ」のポイントになっているのは美しいピアノフレーズのリフレインだと思います。
ノリを「さむい」と感じたり、歌詞を「くさい」と感じることもないわけではないですが、それを補ってあまりある「うた」の本質を聴かせてくれるグループです。

この9曲!
「道」(Sg「道」)
すべてはここからはじまった!
デビューシングル。
とにかくこのピアノフレーズが美しくて印象的すぎる。
なんでこんなに心地いいんだろう。
それと相まってバイオリンの弦を弾く「ピョン ピョン」という音も効果的。
この曲は全員の声が「主役」になっているのもいいですね。
冬の空気感をすごく感じるPVもすごく印象に残ってますね。

「愛唄」(Sg「愛唄」)
ブレイクポイントとなったヒット曲。
王道過ぎて今のシーンではGReeeeNにしか作れないようなラブソング。
メロディーも言葉もそうなんですが、構成も王道なんですよね。
「いつも迷惑をかけてごめんね」
から始まるDメロの畳みかけが、溢れるような感情の昂りを見事に表現しています。
HIDEの高音とSOHの低音のハーモニーに心が熱くなります。

「旅立ち」(Sg「旅立ち」)
切ないはなむけラブソング。
何の変哲もないストーリーにありがちなフレーズ。
それが名曲になってしまうのはGReeeeNの「ポップの魔法」ですね。
メロディーのパターンが計5つあってドラマッチックな展開を演出しています。
特にSOHの低音ヴォイスが物凄く効いている曲です。
黒澤はるかが出演していたPVもものすごく甘酸っぱくて最高です。

「キセキ」(Sg「キセキ」)
2000年代を代表する大ヒット曲となった決定名曲。
Jpopの歴史の中で完全に使い古された言葉だけを使って新しい名曲を作ってしまうのGReeeeNのすごいところ。
その秘訣は言葉をメロディーにはめ込むセンスではないでしょうか。
韻を踏んでいるというわけではないんですが、この曲は「イ行」の母音がやけに印象に残ります。
打ち込みを中心の多彩なサウンドですが、この曲も基盤になっているのはシンプルで心地よいピアノフレーズだと思います。

「扉」(Sg「扉」)
不安や恐怖に苛まれ、苦境に立たされ、「いろいろある」人たちへの応援歌。
いつものチャラさや能天気な明るさは控えめ。
でも、やっぱり前向きで辛気臭ささがないのがGReeeeNですね。

君の扉を開ける鍵は
いつも君のポケットの中


このあたりのGReeeeNの主観的な世界観が分かってきたのはこの曲からですね。
ただの「がんばれ」じゃない。
少しだけ「心がまえ」を変えることで、聴く人の世界の「見え方」を変える。
それが歌にできること。
そんなGReeeeNの応援歌哲学を垣間見ることができる曲。
HIDEのチャラい高音とは違うnaviの優等生っぽい高音が堪能できる曲でもあります。

「遥か」(Sg「遥か」)
メロディーが津波のように心に押し寄せる本格的な王道バラード。
こんな素晴らしいメロディーつ作られたら何も言えませんね。
中途半端はしない。
今回はバラードにすると決めたら、とことんやりきる。
それまでのGReeeeNのイメージは覆すんだけど、それでもやっぱりGReeeeNなんですよね。
それはGReeeeNの本質がジャンルに依拠しているのではなく、メロディーと言葉にあるんだ、という自身がなせる業なんだと思います。
両親をはじめとした周囲に対する感謝と旅立ちの決意。
静かに胸が熱くなり、背筋が少し伸びて、初心を取り戻せる曲です。

「OH!!!! 迷惑!!!!」(Sg「OH!!!! 迷惑!!!!」)
さすがにマンネリを感じていた頃に聴いて、衝撃と爆笑とともにGReeeeNの新たな魅力をみせつけられた曲。
なんですかこの曲は。
もちろんユニコーンの「大迷惑」のパロディなんですが、それをどう発想すればインドと結び付けようとなるんでしょうか。
とにかくミュージカルのようにハチャメチャで遊び心満載で、聴くたびに楽しい気持ちになれる。
ただそこに、「扉」のときに垣間見えた彼らの応援歌の哲学が、よりはっきりとした形で示されているんですね。
「シクタノカステマキ リャソロイロイデルアショウ」という魔人の呪文。
「楽しく生きてますか そりゃいろいろあるでしょう」のアナグラムになっています。
「ワクワクやドキドキすらすり減らし」ているような生活の中で、必要なのは「がんばれ」じゃなくて、ほんの少し視点や見え方を変えてあげること。
「扉」ではポケットの中にあるとされたカギが、今回は魔人の呪文になっているだけ。
ちょっとしたことで気づけるきっかけは、もうすでに各人が手にしている。
そんなメッセージを感じましたね。
私の中では笹本安詞≒下町兄弟の「ミモザの咲く頃」やSOFFetの「人生一度」に匹敵しうる「自問自答きっかけソング」の名曲だとおもいます。
92の低音がリードヴォーカルとして大活躍する曲。
「日印国交60周年記念事業」として製作されたPVも楽しすぎます。

「weeeek」(Al「歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?」)
NEWSへの提供曲のセルフカヴァー。
やっぱこれは本当に名曲。
いつになったらセルフカヴァーするんだ?とおもっていたら2012年にようやく実現。
とにかく明るくて楽しい。
変化がなくただ淡々とすぎていく日々が色とりどりの光に見えてくる。
月曜日から逃げられない日曜日や、はじまっちゃったなーって気分の月曜日に聴けば、乗り切れそうな気持ちになれます。

「SAKAMOTO」(Sg「SAKAMOTO」)
ものすごくさわやかで、「なんでもやってやる、楽しんでやる!」という少年の心を取り戻したような曲。
余計なものをそぎ落としたすっきりした心地よさのある曲。
アコギターを中心にしたAメロからBメロサビにかけてテクノサウンドにむかう展開が、のどかな田舎町に育った少年がきらびやかな都会に挑んでいく姿をイメージさせます。
「SAKAMOTO」とはもちろん坂本龍馬のことなんですが、龍馬に対する言及はなく、先入観にとらわれず、果敢に自分の信念のままに生きた人間の象徴として龍馬をイメージしたのでしょう。

この曲はなんといってもダンサーのだーよしが出演しているPVを見てほしいですね。
現代にタイムスリップした龍馬が、元の時代に戻ろうと試行錯誤しながらも、状況を楽しんで色んなことに挑戦していく。
ものすごくかっこよくて楽しそう。
龍馬はいつも一人。
私もいつも一人。
一人でも楽しむことはできる。
やろうとしてないだけじゃないか。
龍馬のように。
「可能性を自分で消さないで」
もういちどこの人生を楽しんでみよう。
そう思わせてくれる曲です。

このアーティストが好きならCheck!!
ORANGE RANGE、ケツメイシ、エイジアエンジニア

DATA
02年予備校で出会ったHIDEとnaviで結成。
04年に福島県郡山市の歯科大学で出会った92とSOHが加わる。
07年在学中にデビュー。
現在は4人とも歯科医師。
メディア出演を一切せず、メンバーの顔も非公開。
プロデューサーのJINはHIDEの兄。

□生年月日/出身地/血液型
HIDE/80.4.3/大阪府高槻市/A型
navi/80.4.30/千葉県/O型
92/82.3.21/沖縄県那覇市/A型
SOH/81.2.2/佐賀県/A型



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